2021年11月27日伊藤詩織ワンマンライブ中止のお知らせ
もう、どう判断していいのか分からなくて考え込んでしまう日が増えました。
一年くらいあれば事態は落ち着くものだと、みんなで信じて頑張って、イベントも中止や延期。思うように活動できない。
みんなで頑張りましたよね。
感染者が減ってきたと思ったら、また増えて。
緊急事態宣言も何回も実行されるたびに
「これは本当に意味があるのだろうか?」
と、心のどこかで考えてしまうことも少なくなかったと思います。
ここ最近は感染者もだいぶ減りました。
有観客ライブを開催する人たちも増え、
そんな中でわたしが有観客ライブを中止するのは、
「単に自分がやりたくないだけなんじゃないの?」
と思われても仕方ないです。
周りは対策を講じながら開催しているのですから。
しかし、「周り」をなしに自分の頭だけで考えた時に、
どうしてもやっぱり今年中は大きい有観客ライブを開催すべきではないと考えてしまいます。
対策をしていたって1ヶ月先のことなんて全く読めないことを、この1年半で実感してきました。
少し前から、「もう我慢の限界だし、やっていかないと無理だよー」という考え方が広く浸透し出して、否定するわけではありませんが、その考え方がわたしにはどうしても受け入れられませんでした。
周りのとある音楽仲間にライブを中止することを話したときに、
「分かるけど、対策をバッチリすれば大丈夫だし、やっぱり開催していかないと。」
という返答を受けました。
その言葉はわたしの心には全く響かず、代わりに小さな棘のように刺さって今もずっと、抜けません。
わたしが間違っているのかあ。間違っているんだろうなあ。
間違っているんだとしても今は60人も70人もライブハウスに迎えてライブをするには早すぎる、そう思ってしまいます。どうしても。
しかしこの考え方で行くときりがありませんし、いつまで経っても有観客ライブを開催することができません。
なので決めました。
月見ル君想フでのライブは生でお客さんに見ていただきたいです。
夏頃に仕切り直して「2年前に企画したライブの延長」ではなく、
新しいライブとして皆さんにお知らせできればと計画しております。
その時は状況に応じて対策をして必ず開催いたします。
延期に中止を重ねてしまいました。心が苦しいです。
いつも見てくださっているお客さんたちの予定を2度も振り回してしまっていること、しかも、こんなにギリギリの発表。あり得ません。
重く受け止めています。
これで最後です。
2021年11月27日に振替公演が予定されていた
伊藤詩織ワンマンライブ
「空飛ぶくっつき虫 vol.11 -月面探査計画-」
開催中止いたします。
※払い戻し対応をいたします。詳細は後日お知らせいたします。
このブログで文章を書くとき、なんだか暗いものばかりなんです。
嬉しいお知らせもできるように、今頑張って進めているものがあります。
いつも応援してくださってありがとうございます。
どうか楽しみに待っていてください。