最後のサポートライブ。

 

 

この前、最後のサポートライブをしました。
年の瀬、少し落ち着いてきたので書きます。

 

 

 

 


2020年12月27日
style-3!ワンマンライブ。

 

 

 

本当は三月に決まっていたものですが、延びに延びて年の瀬に。

 


「サポートライブやめます!」
と言い放ったのが今年の二月。
かなり空いてしまったので、サポートするのかどうか、
少しだけ悩みました。

 


少しだけ、悩んだのですが、わたしのサポート活動の中でstyle-3!のサポートはとても大きなものでした。
やっぱりちゃんと弾ききりたいな、と思い、ライブに参加させてもらうことになりました。

 

 


たくさんの場所につれていってくれたstyle-3!
楽しかったり苛酷だったり、それでもやっぱり楽しくて、
全部が大切な時間でした。

今回のstyle-3!ワンマンライブを弾ききって、やっとサポートライブ活動を締めくくれたような気がします。

 

 

 

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サポートライブは、style-3!の前にも音大在学中から少しずつやっていました。
とにかく経験を積みたい。なんでもやりたい。やるしかない。
みたいな感じで、がむしゃらに本当に何でも弾こうと頑張ってた覚えがあります。笑

 

 


いろんなところで、いろんな人の、いろんな大事な場面に、呼んでいただきました。

 

 


全部大事、本当に大事な経験です。

 

 


もし、もう少しゆるく楽しく演奏してたらまだサポートはやめてなかったかもしれません。
ずーーーっとやってたかもしれませんが、つまらん演奏してただろうな。

 

 


全部が大事だったからなのか、あるときふっと自分の活動とサポートの活動との間に深い溝みたいなものが生まれました。

それまでは「全部全力で取り組めば全部わたし!全部自分の活動!サポートとソロ壁なんてない!」って思ってやってたのですが、本当は違ったみたいです。

 

 


微妙な考え方の違いに気がつきました。

 

 


その違いに気がつくと今度は両立が難しくなりました。
やりたいこと一個しかできないんですよ。わたし。

 

 


今すぐやめないとだめだ。
そう思ってからは早かったです。

 

 


ステージに立つ時は100%全身全霊どーーーーんで演奏したかったから(ちょっと表現ひどいけどそういう感じ)
フロントに立つアーティストより一歩引いたような感情でピアノを弾く伊藤詩織は、封印することに決めました。

 

 


手抜いてたんか!って、そういうことでもないんですけどね。
難しいですね。
もっとステージと、ライブと、一体化した自分でいたかったのかもしれないです。

 

 

 

そうやって決めた2020年、周りの人との関わり方はどうなるかなって思っていたのですが、何の心配もいらないくらいたくさんの人が気にかけてくれたり、また一緒にやろうって言ってくれました。

 

 

コロナ禍でみんながうまく活動できない一年でしたが、
考える時間はたくさんありましたね。

いままで関わってきた人たちと、今どういう関わり方をしていくか、おもしろそうなこともたくさん考えています。

 

 

 

コロナが完全に落ち着いても、全部「元どおり」になることはないんじゃないかなと思っているのですが、本当、どうなっていくんでしょうね。

 

 


わからないことだらけですが、
世界が変わっていく中できっとやれることも減った分が増えます。

 

 

 

あまり悲観的にならずに2021年はみなさんに楽しいことをたくさんお届けしたいです。

気まぐれすぎる伊藤ですが一本芯の通った人間でありたいです。頑張ります。

 

 

 

2020年みなさま本当にありがとうございました。
2021年、楽しいことがいっぱいやってきますように。🛎

 

 


伊藤詩織

 

 

 

写真 : やまにん
(やまにんカレンダー最高です)